⑩幼年期の前期と後期―「吸収する精神(無意識)」と「意識の芽生え」

幼年期の前期(0歳~3歳)は、「吸収する精神(無意識)」の時期と呼ばれます。無意識で記憶には残らない時期ですが、人生の中で最も吸収力が強く、スポンジが水を吸い取るように、環境をそのまま丸ごと吸収することができる時期です。そのため、例えば、周囲に存在することばを努力しなくても無意識に獲得することができます。

幼年期の後期(3歳~6歳)は、「意識の芽生え」の時期と呼ばれます。前期に無意識に吸収したことを、「意識をもって」整理、秩序化する時期です。

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